私たちは社会のインフラに支えられた存在であることが
痛いほどわかる。
そして、それは全体社会のような大きな社会だけでなく、
なになに界と呼ばれている下位の社会についてもいえそう
だ。
私はどちらかというと今までニート的な立場にいて、
アウトサイドな方向からなになに界と呼ばれる社会に対して
排他的だと捉え、苦々しいようなまなざしで見ていたように
思う。
でも冷静に考えると、なになに界と呼ばれている下位の社会
はそれぞれ歴史をもち、歴史を担っている人々がその社会を
支え、その社会で生きられるようにソフト、ハード面を構築したり、
維持したりといった活動をされてきたということになると思う。
フラット化によって、知識は社会全体からアクセスできるよう
になり、断片的な知識ではあるけれど私のようなものにも
届くようになった。断片的な知識とはいっても組み合わせ方
編み方によれば強力な武器となる。といっても、ここまで
抽象的な書き方になっているように、あんまり私も物事が
分かっているのではなく、単に言葉をこねくりまわして
考えているだけである。
ニート的な立場にいて、図書館で黙々と本を読んで、
社会を外側から捉えるという努力ではなく、どこかの
組織の一員になり、周辺的な場所を得ると生に近い
情報が流れてくる。そういった生に近い情報の流れに
身を浸せるかどうかがインサイドとアウトサイドの分水嶺
になるのかもしれないとも思う。
今まで書いたことはその社会にいる人にとっては常識
レベルの話かもしれないし、今なお私は浅いレベルで
しか物事を理解していないのかもしれない。
今まで、理解あるいは誤解している内容を整理のために
メモ書きしてみた。
0 件のコメント:
コメントを投稿