朝寝坊。夢を見た。とりとめもない夢。西郷さんのまつられている南洲神社の脇の路を延々と地面すれすれでウルトラマンのような姿勢をとって飛行していく、というもの。昭和風の住宅地の建物が並んでいる。庶民的な建物。夜。窓の灯がついていて、どこの家からも同じテレビ番組の音声が聞こえてくる。夜だけど怖くないなと思って飛んでいたら、十字路があり、警察官が通せんぼする形で路をふさぎ、となりにパトカーが。何かあったんだ、と思ったら起きた。母がテレビを見ていて、その音だったんだ、と気づいた。
本当ならここでおしまい、となるけれど、今日はその続きがある。朝、移動中。追想が起こる。過去に見た夢の思い出。未開な時代の南九州で、大隅地方の本拠から薩摩地方へと自分の侵略の手が伸びていくというものや、
東京駅。広い敷地。もうあまり使われなくなってしまった蒸気機関車が(夢の中での話)いくつか並んでいて、その中に入ってみる、とか。
鹿児島市のいつもバスとかでこのへんまではいく、という自分の縄張り的な区間のその外の世界のある地点。道はさらにどこかへと続く、とか。
薩摩半島の東シナ海沿いの国鉄の駅、とか。
どれもこれも物語的なものでなく、風景描写的なもの。もうちょっと筆力があれば、風景描写ができるかもしれないけれども、なんだかそれでは嘘が混じってしまう。私にとっては今書いただけでも、記憶のトリガーとしては十分であって、なんらかのイメージが立ち上がるだろう。
夢の追想が続くというのもちょっと珍しかったので書いてみた。
,
0 件のコメント:
コメントを投稿