昨日も午後調子が悪く、14:00で会社早退した。
で、その後もあんまりよくなく、夜はたとえ的に言うと、峠があって、峠を越えたら「あっちの世界」。昔、NHKのシルクロードという番組で取材班がソ連国境沿いのギリギリまで行くと、国境は越えずに引き返したような感じで、峠の手前で引き返そう、でも、安全に下山できるのだろうか? などと考えた。その夜はさっさと寝てしまった。
夢。鹿児島市の後背地の台地状になった地帯の地形の地質上の意味と、歴史の絡み具合、そして神話的な話。怨霊みたいなのが女神のような姿になって成仏?していくような話。私の足のかかとの部分が小高い丘のようになっていて、その意味を地質学の先生に尋ねる、そういう夢。
頭の緊張感が極まった状態で寝ると、そのストレスを解くかのような感じで、印象的な夢を見る。でも、今回は覚めたあとの話である。
もう、思い出せないくらいの何年かぶりで、頭の中が完全に凪いでいた。静かだった。からまりあい毛玉のようになっていた頭の中のイメージは、その毛玉がほどけ、ピンと伸びた一本のひものような感じですっきりしていた。毛玉が癒着し、ゴムまりのようになり、考えたらゴムの弾力性で返されて考えられないという悪性の「症状」も消えていた。
もう、頭に負担かけないぞ、この状態を維持するぞ、と誓いまた眠った。
夢。どこかの政治事務所の研修みたいな引率に連れられている。雑居ビルに国の事務所のほかに二県くらいの事務所が入っている。中に入ってやられたと思う。接待攻勢にやられた。おいしそうな海産物、庶民にはまずまわってこないような海産物が山盛り、もちかえり用の袋に入っている。子持ちの黄色い卵がいっぱいついた海藻とか、珍しそうな珍味みたいな干物がたくさん入っている。受け取れば借りができてしまうが用意されたのは持ち帰らないと失礼になってしまう。
朝。いつもの感じとあんまり変わらないようなけだるい朝。頭の中のひもが一本に伸びているなどといった感覚はどこかに消えていた。
いつもの一日がまた始まった。